2022/12/03
冬場、普段の作業服では作業の効率が落ちてしまいます。寒いことによって体調を崩したりする直接的な健康被害や、間接などに普段より負荷がかかることで疲労が増したりすることが考えられるからです。また、手先がかじかんで思うように動かしづらいなど、寒さで作業の質は格段に落ちてしまいます。そういったことを避けるためには防寒着の着用は不可欠です。
屋外での作業はもちろんですが、倉庫内など屋内でも底冷えする場所は防寒対策をしっかりと行いましょう。作業服として防寒着を選ぶ際、注意したいポイントがあります。まず長時間の作業でも疲れにくい仕様になっているかどうかです。具体的には、防寒着は厚く作られている物が多いので、ごわごわして動きにくかったり、重かったりすると長時間着用しての作業は大きなストレスになってしまいます。
暖かさと動きやすさのバランスが取れているものを作業服として選ぶことをおすすめします。また、現場によって寒さの種類が違うことも注意するポイントのひとつです。雨や雪でぬれることが多い場所や、風が強い場所、あまり動かない仕事で足元から冷える場所など、寒いにも種類があります。防水性、防風性、発熱機能などそれぞれに合ったものを選ぶことが重要です。
湿気を逃さない作りで逆に汗で冷えてしまったり、いくら風を防いでも夜の底冷えする寒さには発熱性のあるものが適していたりと、その現場によって求められるものは少しずつ異なります。